「プログラミングは難しそう…」と思っていませんか?
この記事では、初心者でも迷わずPythonをインストールし、実際に“ちょっと便利な自動処理”ができるようになるまでをステップごとに丁寧に解説します。
この記事でできるようになること
- PythonをPCにインストール
- コードを書く環境を整える
- 自動処理のサンプルを動かす
- よくあるトラブルの対処法を知る
Step1|PythonをPCにインストールしよう
▶ Windowsの場合
- 公式サイト(https://www.python.org)へアクセス
- 上部メニュー「Downloads」→「Windows」→ 最新の Python 3.x.x を選択
- インストーラを実行し、「Add Python to PATH」にチェックを入れてから「Install Now」
- 数分でインストール完了!
▶ Macの場合
brew install python
※ Homebrewがない場合は、Homebrew公式サイトを参考に導入してください。
Step2|Pythonを使う準備(エディタの導入)
初心者には Visual Studio Code(VS Code) がおすすめ!
VS Codeインストール手順
- VS Code公式サイトからダウンロード
- インストール後、「Python」拡張機能を追加
- 新しいファイルで「hello.py」と名前を付けて保存
Step3|はじめてのPythonコードを書いてみよう
# hello.py
print("はじめてのPython自動処理!")
▶ 実行方法
- ターミナル(またはコマンドプロンプト)で以下を実行
python hello.py
表示結果:
はじめてのPython自動処理!
これでPythonが正しく動作していることを確認できました!
Step4|自動処理を体験!ファイル名を一括変更してみよう
ここでは、指定フォルダ内のファイル名を連番に一括リネームするサンプルを紹介します。
使用例
- 対象フォルダ:
C:\Users\user\Desktop\rename_test
▶ Pythonコード(rename_files.py)
import os
folder = r"C:\Users\user\Desktop\rename_test"
files = os.listdir(folder)
for index, filename in enumerate(files, start=1):
ext = os.path.splitext(filename)[1]
new_name = f"file_{index}{ext}"
os.rename(os.path.join(folder, filename), os.path.join(folder, new_name))
print("ファイル名の一括変更が完了しました!")
Step5|Pythonでの自動処理をもっと便利に!
他にもできること
- Excelの読み書き(openpyxl, pandas)
- Webからデータ取得(requests, BeautifulSoup)
- PDFのテキスト抽出(PyPDF2, pdfplumber)
初心者のうちは、身の回りの「これ自動化したいな」という場面を見つけて、少しずつコードを書いてみましょう!
よくあるトラブルと対処法
トラブル内容 | 解決策 |
---|---|
'python' は内部コマンドまたは外部コマンド... | インストール時に「Add to PATH」にチェックを入れ忘れている可能性。再インストールか手動で環境変数に追加。 |
ModuleNotFoundError | ライブラリのインストール忘れ。pip install ライブラリ名 で対応。 |
文字化けする | ファイル保存時の文字コードをUTF-8に設定する。特にWindowsメモ帳は注意。 |
まとめ|Pythonの第一歩を踏み出そう!
Pythonは「書きやすく・読める」言語として、業務効率化からAI開発まで幅広く活躍しています。
この記事をきっかけに、自分だけの自動処理ツールを少しずつ作ってみましょう!