Javaで数字を扱う

教授
教授

Javaで数字を扱う時の型について説明しますね。

生徒
生徒

はい。
お願いしまーす。

byte型

教授
教授

byteデータ型は、-128 から 127 までの整数を格納できます。
この型は、8bitになります。
次のようになりますよ?

byte myNum = 100;
System.out.println(myNum);
生徒
生徒

8bit?
2の8乗……みたいな感じで。
ということは、2・4・8・16・32・64・128・256 となりますよね。
何で、127までなのですか?

教授
教授

そ、それは!?
大したことじゃありません。

生徒
生徒

その割には大層な驚き方ですね。

教授
教授

君もたまには、真面目に話を聞いているのだなと思ったのです。
プラスとマイナスを表すのに1bit使うので、128までなのです。
そして、0(ゼロ)から始まっているので、127までになります。

生徒
生徒

なるほど!
そうなんですね。

short型

生徒
生徒

これは、データが短いのですか?

教授
教授

いいえ。
byte型よりも長いです。
short型は、-32768 から 32767 までの整数を格納できます。
次のようになりますよ?

short myNum = 5000;
System.out.println(myNum);
生徒
生徒

なるほど、すこーし大きめなのですね。

int型

教授
教授

int型は、-2147483648 から 2147483647 までの整数を格納できます。
これは、よく使いますので、きっとテストに出ますよ?
次のようになりますよ?

int myNum = 100000;
System.out.println(myNum);
生徒
生徒

えっ?
テストに出るのですか!
メモメモ

教授
教授

メモなんか取らずに、ここでしっかり覚えましょう。

long型

生徒
生徒

これは、データが長そうですね。

教授
教授

そうですね。
整数型の中で、一番大きな数を扱うことができます。
次のようになりますよ?

long myNum = 15000000000L;
System.out.println(myNum);
生徒
生徒

ん?
数字の最後に「L」がついていますが?

教授
教授

値は「L」で終わる必要があるのです。
注意するようにしてください。

float型

教授
教授

ここからは、小数点以下を含む数を扱う時に使う型になります。
float型は次のようになりますよ?

float myNum = 5.75f;
System.out.println(myNum);
教授
教授

float型は、値の最後が「f」で終わる必要があります。
続いて、double型です。
次のようになりますよ?

double myNum = 19.99d;
System.out.println(myNum);
教授
教授

double型は、値の最後が「d」で終わる必要があります。
float型は小数点以下、6 桁または 7 桁まで表せます。

double型は小数点以下、約 15 桁です。

生徒
生徒

あれっ?
ちょっとウトウトしている間に進んでいませんか?

教授
教授

注意一秒けが一生ですよ?
あとで、教授の研究室に出頭するように。

生徒
生徒

また教えてもらえそうですね。
これも怪我の功名でしょうか?

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