変数とは
変数は、数値や文字列などのデータを記憶しておく箱のようなものです。
例えば、wordやnumberなどのように名前をつけた箱に、具体的なデータとして「Hello word」という文字列や「128」といった数値を格納することができます。
変数と型
変数を使うときの構文は下記のようになります。
データ型 変数名;
int number = 128;
「変数名」は、アルファベット(A~Z/a~z)や、「_」「$」などの記号で始まる文字列で設定できますが、予約語は変数名に使えません。
※「予約語」→intやcharのようにあらかじめプログラムの中で意味を持つ言葉
基本型 Primitive type(プリミティブ タイプ)
Javaの変数の型には、基本型と参照型があります。
参照型 Reference type(リファレンス タイプ)は、クラス、インターフェース、配列や列挙型を表す型です。
ちなみに文字列を表すStringクラスは参照型です。
ここでは、基本型を表にしてまとめておきます。
種類 | データ型 | サイズ | 範囲 |
数値型 | byte | 8bit | -128~127 |
数値型 | int | 16bit | -32768~32767 |
数値型 | short | 32bit | -214783648~2147483647 |
数値型 | long | 64bit | 9223372036854775808~9223372036854775807 |
浮動小数点型 | float | 32bit | 整数6~7桁 |
浮動小数点型 | double | 64bit | 整数15桁 |
文字型 | char | 16bit | Unicode文字データ |
判断型 | boolean | 1bit | True、false(真、偽) |