【実例あり】Python自動化ツールで業務改善 → 転職成功で年収1.4倍になった話

はじめに:スキルで未来を変える時代へ

「今の仕事、非効率すぎる」「毎日同じ作業で、やりがいを感じない」

そんな悩みを抱えていた私が、Pythonで業務自動化ツールを作ったことで、転職に成功し、年収が約1.4倍にアップした実体験をお話しします。

  • 単なるスキル習得ではなく、「成果」としてアピール
  • 転職市場で即戦力として評価される実績
  • Python未経験→半年で年収アップまでのリアルなプロセス

この記事は、現状にモヤモヤしているエンジニア・事務職・IT系の皆さんに、少しでもヒントをお届けできればと思っています。


背景:非効率な業務にうんざりしていた日々

前職は、地方中小企業の営業事務。日々の仕事はこんな感じでした。

  • 毎朝の売上集計をExcelで手入力
  • 見積書や請求書のテンプレをコピペで更新
  • メールの転送&添付忘れで怒られる…

一言でいうと「無駄が多いし、学びが少ない」。

「このままじゃダメだ」と思い、Pythonの勉強を独学で始めました。


自作した自動化ツール①:Excelデータの一括集計マクロ

最初に作ったのは、各営業担当から届く売上Excelファイルを自動でまとめて1ファイルに集計するツールです。

import pandas as pd
import glob

files = glob.glob("C:/sales_data/*.xlsx")
all_data = pd.concat([pd.read_excel(f) for f in files])
all_data.to_excel("C:/output/summary.xlsx", index=False)

手動では30分以上かかっていた作業が、10秒で完了するように!


自作した自動化ツール②:PDF見積書の自動作成+メール送信

次は、見積書作成 → PDF変換 → 添付メール送信 までを一括で行うツールを開発。

  • openpyxlreportlabで帳票PDFを自動作成
  • smtplibでメール送信を自動化

「〇〇さん、また添付漏れてるよ」と言われることがなくなりました(笑)


実績をポートフォリオにして転職活動スタート

こうした自動化ツールをGitHubに公開し、ポートフォリオとして整理。

さらに、

  • 「業務効率改善で月●時間の削減に成功」
  • 「属人化されていた作業を標準化」
  • 「部門メンバー全員が使えるツールを導入」

という“成果”にフォーカスしてアピールしました。


結果:内定2社、転職成功、年収は約1.4倍に

最終的に、以下のような結果になりました。

項目前職転職後
年収約370万円約520万円
業務内容営業事務+雑務社内DX推進+自動化
面接通過率30%程度80%以上

Pythonの経験年数はわずか半年でしたが、「業務改善ツールを自作した実績」が高評価に。


学び:転職で評価されるのは「実務で使ったかどうか」

求人票にはよく「Python経験●年以上」と書かれていますが、重要なのは「どう使って成果を出したか」です。

  • 「自動化により何時間削減したか」
  • 「誰の業務を助けたか」
  • 「何人が使っているか」

こうした定量的な実績を語れる人材は、実務未経験でも評価されやすいということを実感しました。


あなたもできる。まずは1つの自動化から

私がやったことは、以下の3つだけです。

  1. Pythonを独学(Progate → Udemy → 実務応用)
  2. 業務の中から「毎日面倒な作業」を見つけて自動化
  3. 成果をまとめてポートフォリオ化して転職活動

特別な学歴やIT職歴は不要でした。必要だったのは「やってみる勇気」だけでした。


おわりに:スキルを“収入”に変える第一歩を踏み出そう

もしあなたが、

  • 今の業務に疑問を感じている
  • キャリアアップを本気で考えたい
  • 技術で“自分の市場価値”を高めたい

と思っているなら、「小さな自動化」からはじめましょう。
そして、それを成果として発信することが、次のキャリアにつながります。

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